浜松ユネスコ協会
Hamamatsu UNESCO Association
 ユネスコとは
  第二次世界大戦後の1946年に、「戦争の惨禍を繰り返さないように」との願いを込めて創設された国際連合
の専門機関です。

 正式名称は
United Nations Educational,Scientific and Cultural Organization(国際連合教育科学文化機関)
略して
UNESCO(ユネスコ)と称します。
 本部はフランスのパリにあり、日本は1951年に加盟。現在195カ国が加盟しています。
 主に、教育、科学、文化、コミュニケーションの分野での国際協力を促進することによって国際平和の実現と
人類共通の福祉に貢献することを目的としています。

 日本ユネスコ協会連盟について   −設立と現在の活動−
   1948年、民間ユネスコ協会の連合体として「日本ユネスコ協力会連盟」(現在の日本ユネスコ協会連盟
〈日ユ協連〉)が設立されました、現在、全国の
286のユネスコ協会・ユネスコクラブが加盟しており、UNESCO
や日本ユネスコ国内委員会と連携・協力してさまざまな活動が行われています。

 最近の主な活動は、途上国での教育支援を行う「世界寺子屋運動」や医療・食糧の支援を行う「一杯のス
プーン運動」、国内外の身近な文化・自然を守り伝える「世界遺産・地域遺産活動」、日本の文化を未来に
つなぐ「未来遺産運動」、青少年に対する国際理解教育を推進する「青少年活動」などです。またこの度の
震災を受けて「東日本大震災教育復興支援」「熊本地震子ども支援募金」などの「教育協力活動」も行われ
ています。

  浜松ユネスコ協会について   −民間ユネスコ組織として−

 浜松ユネスコ協会など民間ユネスコ協会は市民のボランティア団体です。「人々の心の中に平和のとりでを
築き、この地球上から戦争をなくそう」と呼びかける運動を目標として主体的に行っています。
  民間ユネスコは世界に先駆け1947年仙台において誕生しました。ユネスコ憲章に示された理念に共鳴して、
運動の波は瞬く間に全国に拡がり、浜松では仙台発祥の翌年
412日に「静岡県西部ユネスコ協力会」(後に
「浜松ユネスコ協会」と改称)が創立され、以来68年にわたり、地域、学校と一体となったさまざまな活動に
よって民間ユネスコの先駆的な役割を果たしてきました。戦後の荒廃期の献本運動による図書館の再建活動は
じめ、美術館の建設運動、高校生演劇・放送劇コンクール、科学教室、各種公開講座の開催など活動は多岐に
わたっています。
これからも恒久平和を希求する人々と連携して、ユネスコの理念の実現をめざし、平和で
安心して暮らせる地域社会を築くための地道な活動を進めていきます。


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