ユネスコ科学教室 活動紹介

 今までの活動の中からいくつかを紹介します。

カブトムシ・チョウの世界

 科学館でカブトムシやチョウについて、本物の卵、幼虫、蛹、成虫や標本などで観察をした後、バスに乗って天竜川河川敷に向かいました。
 ここには「ウマノスズクサ」という植物が生えています。これは「ジャコウアゲハ」や「ホソオチョウ」というチョウの幼虫の食草です。ここで幼虫や成虫を探す活動をしました。
微生物とホタル

 家の回りで採取してきた川や田んぼの水を顕微鏡で観察しました。いろいろな微生物が身の回りにいることが分かりました。
 またグループごとに交代で、暗い部屋に入り、ホタルの観察もしました。ゲンジボタルとヘイケボタルの大きさや発光のタイミングの違いを比べたり実感したり、オスとメスの発光器の違いを観察したりすることができました。
富士山の自然

 富士山5合目から宝永火口にかけて、自然観察をしました。
 普段見ることのない溶岩や気圧の変化について調べたり、野鳥や昆虫など森林限界に生きる生き物についてたくさんの発見をしたりしました。「富士山も生きている」ことを実感しました。
岩石標本作り

 天竜川鹿島橋下の河川敷で、岩石の採集を行いました。天竜川には変成岩が多く、全国的に岩石の種類が多い川です。
 1年目の人は、標本@の比較的集めやすい10種類の石を探します。2年目の人はさらに別の種類の標本Aの10種を探します。
 集めた石は専用の標本箱に入れて持ち帰ります。
冬の天体・自然観察

 冬のかわな野外活動センターに1泊し、天体・自然観察をしました。
 夜の天文教室では、冬の星座を探したり、天体望遠鏡で星雲や星団、惑星などを見ました。
 翌日にはスタッフの先生と自然観察をし、昆虫や植物の冬越しの智恵を探しました。