公益社団法人日本ユネスコ協会連盟

都営三田線に
ユネスコ世界寺子屋運動の広告掲載!

地下鉄都営三田線の一編成内の車両連結部分にユネスコ世界寺子屋運動の広告が掲載されています。ユネスコ活動の認知を高めることと、妊産婦に対するやさしい環境づくりを推進することを目的に、マタニティマークとのタイアップ企画として実現しました。

マタニティマークって?

マタニティマークとは、周りの人に妊娠していることを知らせるためのものです。
妊娠初期は、母子ともに健康を維持するのにとても大切な時期ですが、外見からは見分けがつきにくいため、「電車で席に座れない」、「たばこの煙が気になる」などの苦労をしている妊婦さんが多くいます。
そこで、妊娠・出産に関する安全性と快適さの確保を目指し、「マタニティマーク」が作られました。交通機関などを利用する妊婦さんに身に着けてもらい、周囲に伝わるようにするものです。ポスターなどを掲示し、みんなでやさしい環境づくりを推進します。

厚生労働省/マタニティマーク

何をしたらいいの?

体調の悪そうな
妊婦さんに気づいたら
声をかける

たとえば

体調の悪そうな
妊婦さんに気づいたら
声をかける

電車やバスなどで
妊婦さんに
席を譲る

ほかにもたくさんの方法があります。
妊産婦にやさしい環境づくりにご協力をお願いします。

世界寺子屋運動って?

15歳以上の6人に1人は読み書きができない。
それは、戦争や貧困、女性であるという理由だけで教育が受けられないからです。
教育が受けられないから読み書きができない。読み書きが出来ないから安定した仕事と収入を得られない。収入が少ないから教育を受けられない。特に女性の識字率が低く、終わりのない負の連鎖が続いています。この悪循環は、未来を担う子どもたちにも影響しています。
貧困や親の教育に対する理解不足などにより、小中学校段階での中途退学が後を絶ちません。
日本ユネスコ協会連盟は、この負の連鎖を断ち切り、よりよい生活を送れるように誰もが学べる場所(寺子屋)をつくり、自立できるように応援しています。

日本ユネスコ協会連盟/世界寺子屋運動

どんな人が通っているの?

カンボジアの小さな農村に住むセイン・ソーカーさん。
彼女は二か月後に生まれてくる子供のために、読み書きを習い始めました。
なぜなら、村に寺子屋ができたから。わが子に何かを教えられる母になりたい。
そんな思いをもって、寺子屋に通っています。