「こんなに大きな災害にもかかわらず、
  ネパールの村々では
  「不幸中の幸い」
  ととらえている人々が多い事には、驚きました。」

垣見一雅氏は、そう報告してくれました。

ネパールの人々には、決して絶望しない強さがあるのでしょう。

2015年4月25日の大地震で、
民家も崩壊し、
畑も落石で破壊され、
道も崩れ、
学校にも被害が出てしまいました。

かつて日本を巨大地震と津波が襲った2011年3.11の際、
奨学支援をしているネパールの子供たちからは、
被害を心配する手紙がたくさん寄せられました。

今、非常に困窮しているネパールの子供たちが、
衛生的な生活を送れ、
学校に通えるよう、
さいたまユネスコ協会は一層の支援を行って参ります。

そのためには、皆様からの温かいご支援が必要になります。

どうかご支援の程、何卒よろしくお願い申し上げます。

崩壊を免れた家も、壁が崩れ落ちた。

ブルーシートのテントで雨風をしのぎ、生活をしていくしかない。

多くの民家が崩壊してしまった。

ネパール大地震の被害状況報告  2015年7月30日

里親支援および学校建設支援を行っているパルパ県の
被害状況報告が届きました。

4月25日地震発生直後から
現地の被害状況確認を、おこなっている
垣見一雅氏が一時帰国し、
被害状況の報告をしてくれました。

それでも、子供たちは笑顔を見せてくれた。

校舎の壁も崩れ落ちた。

巨大な岩に押しつぶされた人がいなかったことが、不幸中の幸い。

家も、崩れた。

巨大な岩も、山の上から転がってきた。