会長挨拶

2022年度 年間活動テーマ・活動目標

[年間活動テーマ]
「世界をつなぐユネスコの国際協力」
~今こそ戦争のない平和な世界の実現を~

[活動目標]
○世界寺子屋運動を推進しよう
○青少年活動を推進しよう
○地球環境と世界遺産の保護に協力しよう
○普及活動を推進しよう
○災害子ども教育支援活動を推進しよう


「2022年度に向けて」 札幌ユネスコ協会会長 横 山 清

2021年度の札幌ユネスコ協会の活動を終了しました。皆様のご協力・ご理解に対し心から感謝申しあげます。

2021年度は夏の東京オリンピックや冬の北京オリンピックのメダルラッシュや大リーグでの大谷翔平選手の活躍等明るい話題、そしてユネスコでは世界文化遺産として「北海道・北東北の縄文遺跡群」、世界自然遺産として「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」が登録される朗報もありました。

一方で、道内で感染者が初めて確認され2年経過してもコロナの猛威はおさまる気配がありません。私たち協会も例外ではなく、予定していた行事やイベントの大半を中止・延期せざるを得なくなりました。

非日常が日常になり働き方や生活様式も激変しました。何よりもコロナはコミュニケーションを奪うウイルスになり、改めて人に会うことの大切さや現場を肌で感じることが代えがたいことを痛感させられました。

コロナの終息をただ願うばかりですが、ここにきて、ロシアによるウクライナ侵攻が世界中を震撼させ、全く先行きが見えない状況となっています。一方、札幌でもかつて経験したことのない大雪や、東北地方を中心に、あの3.11東日本大震災を想起させるような震災もあり、様々な自然災害も予想されます。

2022年度も、戦争のない平和な世界を後世へ手渡すという崇高なユネスコ理念のもと、我々も力を結集しコミュニケーションの回復でこの危機を乗り越えましょう。