公益社団法人日本ユネスコ協会連盟

書きそんじハガキ・キャンペーン実施中!

現在、みなさまのご協力のおかげで…

135人学ぶことができました

540軒寺子屋が建ちました

家庭が貧しいため学校には行かずに兄弟の面倒を見て家業を手伝っていましたが、現在は家事をしながら寺子屋の小学校クラスで勉強しています。ここでネパール語の読み書きや英語を学んでいます。将来は先生になりたいです。 ネパール シバ・クマリ・レイダスさん(13歳)

2年前に公立小学校4年生を中退し、家業を手伝っていましたが、今は寺子屋の小学校クラスで学んでいます。同じ境遇の仲間がいるので自信を持つことができ、夢を持てるようになりました。 カンボジア スイ・ソピープさん(15歳)

※2024年11月現在

書きそんじハガキ・キャンペーンって?

書きそんじハガキ12枚 or 未使用切手900円分 or プリペイドカード900円分⇒1人がひと月 学校へ通える!( ※カンボジアの場合 )

書き間違いや、古いなどの理由で投函されなかった未使用ハガキ、タンスの中に眠っている金券(商品券、株主優待券、図書券、未使用テレホンカードやQUOカード)などの「タンス遺産」を回収して、募金に換え、世界寺子屋運動の活動に使わせていただくキャンペーンです。

ハガキなどの送付先
〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-3-1 朝日生命恵比寿ビル12階
日本ユネスコ協会連盟 W係

ユネスコ世界寺子屋運動

タンス遺産アイドル篇

  • 世界寺子屋運動って?
  • キャンペーンのご協力方法

世界寺子屋運動って?

世界には学校に行けない子ども(6-17歳)が約2億5000万人、文字の読み書きができない大人(15歳以上の成人)が約7億5400万人います。
1989年に開始した「ユネスコ世界寺子屋運動」は、基本的人権として、年齢、宗教、性別にかかわらずすべての人が公平に教育の機会を得られるように、無償で学ぶ機会を応援する活動です。SDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けた取り組みのひとつとして、世界各地の貧困地域で「学ぶ場=寺子屋」を通して人材を育成し、自立した持続可能な社会づくりを応援します。

学ぶ環境をつくる 寺子屋や図書室を建設しています。寺子屋はいろいろな教室を開くだけでなく、祭りの会場になったり、地域の人たちが気軽に集まる憩いの場として活用されています。また図書室は、本を読んだり折り紙で遊んだりする子どもたちでいつもにぎわっています。学習者のニーズに合った教材を作っています。アルファベット帳や算数の計算帳などのほか、母子保健や栄養、料理、病気の予防や対処法などの保健衛生や暮らしに関わる教材や、養豚、貯蓄など職業訓練に連動する教材などを開発しています。先生や寺子屋の運営者を育てています。世界寺子屋運動が目指しているのは、地域の地域による地域のための寺子屋運営です。地域で教育活動を続けていくために欠かせない、教員や管理者の育成も行っています。

知識?技術をおしえる 読み書きや計算など生活に役立つ知識を提供しています。識字・基礎教育クラスでは、文字の読み書きや計算、保健衛生や生活に役立つ知識を提供しています。母親が社会生活の基本である読み書きを学ぶことで、家庭生活が向上し子どもたちを学校に送り出す習慣が出来る。教育はそんな好循環を生み出していきます。中途退学してしまった子どもへ復学支援を行っています。復学支援クラスでは、小学校を中途退学してしまった子どもに小学校6年分の学びを2~3年に凝縮した教育を行い、復学と中学校への進学を応援しています。収入向上につながる技術を提供しています。養豚、養山羊、魚の養殖、養蜂や養鶏などの研修や、織物や裁縫、地域の天然資源を活用した手工芸品づくりによって収入を得る力を身に着けてもらう職業訓練を行っています。

自立をめざす 地域で助け合う仕組みをつくります。自助グループなどをつくって、地域の人たちが1年中食べ物に困らないように米の協同貯蓄(米銀行)を行ったり、低金利でお金を貸し出すマイクロクレジットを行ったりしています。

キャンペーン の ご協力方法

  1. さっそく送る 書きそんじハガキ、未使用切手、プリペイドカード、金券などは封筒に入れて、住所、お名前をご記入の上、下記のあて先までお送りください。お手数ですが、必要分の切手を貼ってください。宛名:日本ユネスコ協会連盟 W係、住所:〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-3-1-12F
  2. キャンペーンを紹介する 全国の個人や企業・団体、学校など様々な人たちが気軽に取り組みやすい書きそんじハガキキャンペーン。ぜひ、このキャンペーンをご紹介いただけると幸いです。
    • チラシをダウンロードする
    • 動画をダウンロードする
  3. タンス遺産以外で協力する 当協会連盟では、さまざまなご支援の方法をご用意しています。詳しくはホームページに記載していますので、以下よりアクセスしてご確認ください。
    • 公益社団法人日本ユネスコ協会連盟HP 「寄付で活動を支える」へ

皆さまへお願い

「夢」という言葉さえ知らなかった子どもたちが寺子屋に通うことで将来の夢を持ち、いきいき勉強を楽しんでいます。学ぶ子どもたちのキラキラする瞳ととびっきりの笑顔はとても印象的でした。このような寺子屋での活動を支えているのが、皆さまからの募金と書きそんじハガキです。 一人一人が送ってくださるハガキが大きな力になり、子どもたちや女性たちに学びの場を提供できるのです。 “タンス遺産”の寄付は身近にできる国際協力です。 ぜひ一人でも多くの人が学べるようにご協力をお願いいたします。

日本ユネスコ協会連盟 ユネスコ世界寺子屋運動 広報特使 まなびゲーター 久保純子