石巻市立住吉中学校、支援された楽器を使って地区コンクールを目指します!
2011.07.15
当協会連盟は、東日本大震災で被災した学校の要望に応じた支援を行っています。今回は職員が訪問した支援先の宮城県石巻市立住吉中学校の様子をご報告します。
住吉中学校は石巻の中心部から約1km程度のところにあり、近くには旧北上川が流れています。3月11日には、津波が直接押し寄せてきたということはなかったのですが、町中が高潮のように浸水し、住吉中学校も1階部分が浸水してしまったそうです。
中学校では、翌日が行事のため1階に置いたままだった吹奏楽の楽器が水浸しになり、使用ができなくなりました。吹奏楽部では当協会連盟や他団体に支援を求めて、なんとか楽器がそろったとのことです。
7月24日には吹奏楽の地区のコンクールがあり、それに向けて今必死に練習をしているそうです。顧問の先生は、「被災したため仕上がりは5割くらい。でも、これから細かい部分を練習していきます。」、また、部長さんと金管楽器のリーダーは、「練習量が少ないので、楽しく吹いていくことを目標にしたいです。」とそれぞれ抱負を語っていました。
コンクールの結果が楽しみな今回の訪問でした。
このような支援を続けるには、皆さまのご協力が不可欠です。引き続き、「東日本大震災 子ども支援募金」へのご協力、よろしくお願いいたします。