2021年度ユネスコ活動グッドプラクティス賞 受賞活動が決定
2021年度ユネスコ協会グッドプラクティス賞を以下のように決定しましたのでお知らせします。
本賞は、ユネスコ協会・クラブ会員の皆さまからの応募に基づき、審査委員会での厳正な審査により選ばれました。
(応募書類到着順)
●文化財修復を三位一体で取り組み、地域に活性化をもたらす活動(津山ユネスコ協会)
選考理由
“ 地域と密着した文化財修復を高校生、地域住民、ユネスコ協会が3者で取り組んだ。SDGs4と11の達成につなげていることや、実際に文化財を修復していること、高校生と地域住民がともに活動することで、地域の活性化につながっている点を高く評価。また、その活動が高校生から大学生に広がり、新聞社やテレビなどに取り上げられ、文化財の修復のみならず、それぞれのグループが良い影響を受けている点は素晴らしい。”
●旭川市のユネスコ創造都市ネットワーク推進における協働(旭川ユネスコ協会)
選考理由
“オンラインライブ、ZOOM会議、SNSによる発信にも注力し、他団体との連携だけではなく、若者を巻き込むためのさまざまな仕組みを考え、実行している。ユネスコ活動の対象を広く捉え、一般市民へのユネスコ精神の普及・啓発を進めるだけでなく、ユネスコ協会自体の成長・発展に資するこのような取り組みは、他のユネスコ協会の範とするに相応しい。”
●クラウドファンディング~新型コロナウイルスに負けない支援の継続~(札幌ユネスコ協会)
選考理由
“ 新型コロナウイルスの影響で「ユネスコカレンダー市」ができなくなったことから、クラウドファンディングに挑戦し、これまでの支援の継続をめざした。そのためには資金の確保が不可欠で、どの団体もクラウドファンディングの話はでても、実際に実行したところは少なく、その実行力を高く評価する。
●いわきユネスコ協会「出前授業」(いわきユネスコ協会)
選考理由
“ 2008年度より毎年地域の小学校に出前授業を行い、対象とする小学校の数が年々増加している。また、出前授業と平和作文コンクール、書きそんじはがきの回収などを一体的に実施することにより、児童たちが単に出前授業を受けるだけではなく、自ら活動する機会を提供している点を高く評価する。”
●40年以上継続中「国際理解バス」事業(群馬県ユネスコ連絡協議会)
選考理由
“ 群馬県内12の協会のうち過半数の8協会が参加。それぞれの協会の独立の事業でありながら共通の問題に取り組んでいる。さまざまな実施上の問題に直面しながら、コロナ禍の時期にあっても、リモートなどの手段を活用して活動を継続。県の連絡協議会が支援、活動活性化に努力している点も他協会のモデルとするに相応しい。”
以上