2010年度登録
★未来人への贈り物★ 宗谷防人物語
(みらいびとへのおくりもの そうやさきもりものがたり)
![](https://www.unesco.or.jp/wp/wp-content/uploads/2022/04/1上空からの赤れんが通信所俯瞰.jpg)
上空からの赤れんが通信所俯瞰
活動概要・エリア
稚内市旧海軍大湊通信隊稚内分遣隊幕別送信所分庁舎跡地(敷地面積約6万4千㎡)は、地元では負の遺産として長く放置されていた。このプロジェクトでは、周辺に桜を植樹し、すでに廃屋状態だった3棟の煉瓦建築物のうち、1棟はボランティア活動で、屋根と窓の修復を終え、人びとに「稚内赤れんが通信所」と愛着をもって呼ばれるまでになった。また稚内は、最北端の国境に位置することから、明治、大正、昭和を通して国境警備のために活躍した人びと(防人)や先住民(宗谷アイヌ)とのものがたり(宗谷防人物語)が残されている。このものがたりの紙芝居やラジオドラマを制作することで、子どもたちに平和の大切さを伝えている。
![](https://www.unesco.or.jp/wp/wp-content/uploads/2022/04/12.png)
フォトギャラリー
クリックで画像が拡大します。
代表者の声
![](https://www.unesco.or.jp/wp/wp-content/themes/unesco/img/future-project/noimage.png)
会長 富田 伸司
プロジェクト未来遺産に登録されたことで、会員の意識が向上しました。歴史が浅いと思われている北海道ですが、地域の歴史を学ぶにつれて、和人だけではない、先住民族アイヌとのかかわりなども知ることができ、子どもたちに自分たちの住む地域の歴史を伝えていくことが、非常に重要であると再認識しました。
参加者の声
![](https://www.unesco.or.jp/wp/wp-content/themes/unesco/img/future-project/noimage.png)
この地域に非常に重要な建物(旧海軍の送信所)が残っており、その建物から真珠湾攻撃の暗号電文が送られたと知り驚きました。今後も保存・活用に頑張ってください。
活動の主な参加者
歴史や古い建物に興味のある方
団体情報
![](https://www.unesco.or.jp/wp/wp-content/themes/unesco/img/future-project/noimage_group.png)
- 団体名
- 稚内市歴史・まち研究会
- 団体所在地
- 〒097-0001 北海道稚内市末広5丁目5番6号
- 連絡先
- 0162-33-2220
- リンク先
- 稚内市歴史・まち研究会 HP
- SNS