終戦記念日-世界遺産が伝える平和へのメッセージ
2013.08.15
正式な名称ではありませんが、世界遺産の中には「負の遺産」と呼ばれるものがあります。これは、世界遺産の中でも人類が過去に犯した悲惨な過ちを後世に伝え、そのような悲劇を二度と繰り返さないための戒めとすべき世界遺産です。
第二次世界大戦への反省から生まれたUNESCOにとっては、ポーランドの「アウシュヴィッツ・ビルケナウ ナチスドイツの強制絶滅収容所」や「原爆ドーム(広島平和記念碑)」は、二度と繰り返してはならない人種差別や、原子爆弾の惨禍を後世に伝える大切な人類共通の平和記念碑です。
終戦記念日の今日、改めて平和のありがたさに感謝し、心の中に二度と戦争を起こさない誓いを立てましょう。