2018年度登録
昭和新山ジオツアー減災文化継承プログラム
(しょうわしんざんじおつあー げんさいぶんかけいしょうぷろぐらむ)
昭和新山の溶岩ドームにて洞爺湖をバックに参加者全員で記念撮影
活動概要・エリア
活火山である昭和新山は、昭和18年から20年にかけての噴火活動で誕生。団体の代表個人が所有する昭和新山を地域住民の学びの場として提供している。後の火山学に大きな影響を与えた「ミマツダイヤグラム」と呼ばれる新山生成記録の説明や、地熱を体感するジオツアーを実施し、科学者や行政、企業とも協力しながら防災・減災意識の向上に取り組み、火山との共生文化を次の世代につなぐことを目的としている。
フォトギャラリー
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代表者の声
代表理事 三松 三朗
地元の子どもたちは生きている火山を体感することで、地域愛と災害から逃れる行動の認識が高まっていると感じます。 札幌市内の企業の若手社員研修では、独自に昭和新山を学びの場として選び、有珠山周辺の減災文化を学びに来訪され、講演会の依頼をうけました。参加者からは「危機管理について知らなかったことを学べた。わが身に振り替えることが何より大事だと感じた」と感謝されました。
参加者の声
小学5年生
Kくん
山の地熱を感じ、昭和新山に登ってみたら、きつかったけど、普段住んでいる家と火山がこんなに近いのだと驚いた。噴火が起こったら怖いけど、身近にこんな火山があるのは誇らしい。でも噴火が起こりそうになったら、勇気を持って逃げたい。
活動の主な参加者
壮瞥町こども郷土史講座参加者、札幌市内企業社員
団体情報
- 団体名
- NPO法人 有珠山周辺地域ジオパーク友の会
- 団体所在地
- 〒052-0101 北海道有珠郡壮瞥町字滝之町384-1
- 連絡先
- 090-1302-4010
- リンク先
- NPO法人有珠山周辺地域ジオパーク友の会HP
- SNS