プロジェクト未来遺産 活動便り
2014.01.24
昨年12月でプロジェクト未来遺産への登録は49件となりました。
今回はプロジェクト未来遺産登録団体の近況をお伝えいたします。
今回はプロジェクト未来遺産登録団体の近況をお伝えいたします。
①
「第1回プロジェクト未来遺産」
八女(やめ)福島 空き町家と伝統工法の再生による町並み文化の継承
長編ドキュメンタリー映画「まちや紳士録」 完成!
「NPO法人八女町家再生応援団」「 NPO法人八女町並みデザイン研究会」が実施する町並み保存の取り組みがドキュメンタリー映画になりました。
両団体の方々を中心とした住人たちが町並み保存に奮闘しているそんな人々の魅力、昔からそこに佇む古い建物の魅力、受け継がれている祭りの文化的な魅力に魅かれ、今では若者達が移住しはじめお店も増えはじめている、そんな様子が人々の息遣いが聞こえるように描かれています。
昨年9月に映画は完成し、地元福岡県八女市や福岡市で上映され、3月1日からは東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムでも上映が決定しました。
詳しくは「まちや紳士録」ホームページをご覧ください。
②
「第4回プロジェクト未来遺産」
越前にコウノトリ呼び戻す田んぼファンクラブ
コウノトリ米のお酒(「かたかた」)が誕生!
昨年12月、本プロジェクトが実践しているコウノトリ呼び戻す農法(無農薬・無化学肥料栽培で生産する農法)で造られた米を使い、純米吟醸しぼりたて生酒「かたかた」が発売されました。
これは、昨年5月にコウノトリ呼び戻す農法部会のメンバーが、約30aの田んぼで酒米を作付け。ボランティアで駆けつけた地元の大学生らの協力を得ながら田植えを行うなどして収穫された米は、同市片山酒造によって12月に初搾りが行われました。
「かたかた」という愛称は、県内外約200の応募作品の中から決定。名前の由来は、コウノトリが仲間同士でコミュニケーションをとる際に、”かたかた”とくちばしを打ち鳴らすことから名付けられました。「かたかた」は、現在武生市内のコープ武生と福井県内のスーパーで販売されています。