第38回世界遺産委員会 ついに世界遺産1000件を超える
2014.07.14
6月15日~25日までカタール・ドーハにて第38回世界遺産委員会が開催されました。今回、『富岡製糸場と絹産業遺産群』を含め、新たに文化遺産21件、自然遺産4件、複合遺産1件、計26件の世界遺産が登録されました。世界遺産全体では、ついに1000件を超え、合計1007件(文化遺産:779件、自然遺産:197件、複合遺産31件)となりました。
パレスチナから申請されていた”Palestine: Land of Olives and Vines – Cultural Landscape of Southern Jerusalem, Battir”は、世界遺産に登録されると同時に危機遺産にも登録され、危機遺産は46件となりました。
また、ミャンマーはこれまで世界遺産を保有していませんでしたが、”Pyu Ancient Cities”が登録され、ミャンマー初の世界遺産となりました。世界遺産条約を締結している191 ヵ国のうち、世界遺産を持つ国は161ヵ国となりました。
© Jo Shimizu/Gunma Prefecture, View from northwest, silk-reeling plant – Tomioka Silk Mill and Related Sites (Japan)
© Rami Rishmawi/Centre for Cultural Heritage Preservation, Land of olives and vines. Cultural Landscape of Southern Jerusalem (Palestine)
© Department of Archaeology, National museum & Library, Be Be Stupa, Sri Ksetra – Pyu Ancient Cities (Myanmar)