ネパール大地震現地報告④~カトマンズに新しい寺子屋が完成!~
2016.02.19
2015年4月の地震によって、カトマンズ近郊で活動していた4軒の寺子屋のうち、チタポール寺子屋(バクタプール郡)は特に大きな被害を受け、建物が使用できなくなりました。地域の人びとからはこれまでの識字クラスや職業訓練に加えて、復興のための拠点として新しい寺子屋の建設が要望されていました。2016年1月にチタポール寺子屋の新しい建物が公立小学校の2階部分に完成しました。建設には多くの地元の人びとも協力しました。地震前に借りていたスペースよりも数倍広いスペースがあり、今後はさまざまな活動が行われます。
新しい寺子屋の外観
カトマンズの4軒の寺子屋では、復興支援として仮設住宅に住んでいる人びとのために防寒具を提供したり、地域の人びとのための水の浄化研修をしたり、寺子屋関係者がカウンセラーとして人びとの相談にのれるように研修を行うなど、復興のために重要な役割を果たしています。
寺子屋を通じて防寒具を提供