2022年度ユネスコ活動グッドプラクティス賞 受賞活動が決定
2022年度ユネスコ協会グッドプラクティス賞を以下のように決定しましたのでお知らせします。
本賞は、ユネスコ協会・クラブ会員の皆さまからの応募に基づき、審査委員会での厳正な審査により選ばれました。
「キリバス民間ユネスコ協会設立支援プロジェクト」(仙台ユネスコ協会)
概要
温暖化による海面上昇の影響で国土が水没の危機に直面しているキリバス国内に民間ユネスコ協会を設立し、連携・協力してSDGs達成に向けた活動を行っていこうとするもの。また、日本国内においても学校や市民レベルのユネスコ活動やSDGsの学びを促進し、持続可能な社会の構築と文化多様性の尊重・保存に向けた理解を深めることを目的としている。
「富山ESD推進プロジェクト」(富山ユネスコ協会)
概要
富山県内の学校、教育関係者やNPO等の有志を募って「富山ESD推進会議」を設置。「推進会議」委員が主体となって行った富山市内の小学校とマレーシアの小学校とのオンライン交流や、「科学」「国際活動」をテーマとしたユネスコ教室の実施など、富山県内のESD推進とユネスコ活動の普及に取り組んでいる。
「 『歴史と文化と紙の町 四国中央』地域遺産カレンダー」(四国中央ユネスコ協会)
概要
地元の写真家の協力を得て「四国中央ユネスコカレンダー」を作成し販売。事業実施に向けて「カレンダー委員会」を設立し、より多くの会員が参画する体制づくりを行った。販路拡大には、地元企業のネットワークやインターネット、SNSを活用。カレンダーの収益金は地域文化遺産保存基金に積み立てられ、文化財の修復や利活用に貢献している。