ネバーギブアップ丼!?
2012.04.03
こんにちは、企画広報部の本間です。
2月末、気仙沼に取材に行った際、地元の方が教えてくれた復興屋台村気仙沼横丁に行ってきました。
気仙沼の復興のシンボルとして、昨年11月に港近くに飲食店や物産店などの仮設店舗を一ヶ所に集めた気仙沼横丁がオープンしました。
地元の食材を生かしたお店が並んでおり、看板に書いてあった
“ネバーギブアップ丼”
が気になり、とあるお店に入ってみました。
お店の中に入ってみると、大漁旗が飾ってあり、元気のいい女将さんが気さくに話しかけてくれました。
「今回の津波で船が流されてしまったけど、旦那が漁師だったのよ。
色々な方々が復興支援に来てくれて、なにか御礼がしたいと思って、ネバーギブアップ丼を始めたのよ。」と話してくれました。
ちょうど居合わせたお客さんは、ケーブルテレビの配線工事の方、大島(気仙沼港からフェリーで約20分)に観光で来たという女性お二人。その他にも復興支援で来ているお客さんが多いといいます。ケーブルテレビの配線工事で来ていた方は、たしか関西から来ているとのことで、もう半年以上気仙沼に滞在しているとのことでした。各方面から復興支援にあたっているのだなと改めて気がつきました。
さて、ネバーギブアップ丼の正体はこちら。
気仙沼港で揚がった中落ちマグロ、めかぶ、トロロなどが盛られた海鮮丼でした。
こちらにお味噌汁がついてます。
この日、気仙沼は寒かったので、お味噌汁が体に染みわたりました。
美味しい地元のご飯と女将さんの元気をもらい、次の取材に向かいました。