遠くパリから祈りをこめて(前編)
企画広報部の間辺です。
ブログ初登場です。普段は、企業さんとの協働企画などを担当しています。
さて、そんな私が(少し以前の話に成ってしまいますが・・・)先月3月10~16日まで、UNESCOのあるフランス・パリへ出張してまいりました。理事長・事務局次長の同行として。
わたしにとって初のアジア圏外出張。さてさてどうなったかは本人のみぞ知る・・・・というのは冗談で、ここで少しご紹介します。
今回の出張目的は、2月15日に締結したUNESCOとのパートナーシップ協定の詳細を決めることの他、UNESCOとの協働事業の打ち合わせなど、ひじょーーーーーーーに内容の濃いものでした。
また、3月11日に開催されたチャリティコンサートに出席し、活動報告をするのもミッションの1つ。
出張期間中忙しいのはいつものことですが、海外出張の例にもれず、出かける前はスケジュール表にちらほら空きが・・・。
で、行ってみれば、食事以外での休憩は1時間とれるか否かといった会議づくし!
そんな出張のなかで、1つだけ「お客様」になれるイベントがありました。
それが、東日本大震災のチャリティコンサート。
これは、”Japonaide(ジャポネード)”という、パリ在住の日本人が、震災を機に立ち上げた非営利団体が主催したコンサート。
多くの人に支えられたこの活動の賛同者の中には、UNESCOの日本人職員もいます。
そんな彼らが協力し実現したのが、昨年4月に開催されたチャリティコンサートです。(詳しくはこちら)
遠く離れたパリでも、1年前の東日本大震災は大きな衝撃を与えました。
あの当時は毎日泣いていた、ですとか、日本いる親戚全部をパリに呼び寄せなさい!部屋の心配はいらないから!と毎日のように電話をかけてくれた知人がいた、など、現地の日本人の方々にも当時の様子をお聞きしました。
震災から1年、パリでもたくさんの追悼式が開かれていました。
観光地として名高いノートルダム寺院では3月9日に追悼式が。
また、地震発生時の日本時間に合わせた3月11日am6:46、トロカデロ広場に集まって祈りを捧げた人びと。
本当に多くの人が、日本のために祈り、被災地の復興を祈っていました。
さて、話は戻りますが、震災後1年を機に、再度コンサートを開こう!とJaponaideは動き出しました。
そうして実現したのが、2012年3月11日にUNESCO第一会議場で開催されたこのチャリティコンサートです。
・・とコンサートについてお伝えするつもりでしたが、長くなってしまいましたので、続きはまた明日!
演奏者が豪華絢爛なコンサートでしたので、明日のブログを読みそこねると損・・・・・するかもしれませんよ!