三陸海岸へ 2013.08.15 こんにちは。復興支援担当の上岡です。「ユネスコ協会就学支援奨学金」の支援候補地、岩手県下閉伊郡山田町に行ってきました。 山田町は、リアス式海岸で有名な三陸海岸の真ん中にある人口2万人弱の町。津波で流失したJR陸中山田駅がまだ復旧していないため、隣町の宮古市から車で向いました。 町に到着すると、美しい山田湾の風景が!山田町は、漁業が中心の町で、ホタテやカキの養殖やワカメなど、水揚げもだんだん戻ってきているそうですが、水産加工施設の復旧がまだのため、水揚げはできるものの、加工場が足りず、水揚げ量はまだ震災前のレベルにまでは至っていないそうです。 訪れた日は、津波で流失した住居のコンクリート基礎部分を撤去する作業がちょうど行われていました。 津波の被害を受けた地区は、瓦礫は撤去されているものの、建物はまだ建っておらず、復興というよりは、まだ復旧の段階にあるような印象を受けました。 JR陸中山田駅のホーム。駅舎も線路も流失し、この場所も雑草に覆われていました。 帰りの車窓には『がんばっぺす山田!』の文字が。 これから、津波の被害を受けたこれらの土地が整備され、町の復興計画にもとづいて、新しい町づくりがだんだんと進んでいくことでしょう。 私たちも、子どもたちへの教育支援を通して、山田町の復興を応援したいと思います。三陸海岸には美味しい海の幸もたくさんあります。皆さんもぜひ一度訪れてみてください。 GUCCI 日本限定チャリティブレスレットの発売を通じて、ユネスコ協会就学支援奨学金へ支援を継続 2013年度第2四半期分の奨学金を給付しました。