広島の大学生から東北の子どもたちへ
こんにちは。
子ども支援担当の上岡です。
今日は、広島の大学生の活動をご紹介します。
「3.11つながり募金実行委員会」は、2012年3月11日、震災から1年という区切りの日に発足。広島の大学生たちが、”みんなの想いを東北へつなげたい”、”募金を通じて広島の中でのつながりをつくりたい”との思いから立ち上げました。
初代代表の学生さんは、当時、東北で何度か支援活動を行っていましたが、それを周りの学生に話すたびに、「なかなか現地には入れないけど広島で出来ることをしたい」という声をよくもらったことがきっかけで、広島で支援活動をしようと実行委員会を立ち上げたそうです。
県内の大学に参加募集の声をかけた結果、第1回目には総勢100名の学生スタッフが集まりました。
大学の枠を越えての繋がりを作ることで、広島で何か災害が起きた際にも支え合う繋がりにしたいと思ったそうですが、それは東北の方々に、日頃からのコミュニティー作りが大切だと教わったからだそうです。
今年で4回目となった街頭募金。毎年、学生は代わっても後輩に引き継がれています。メンバーは1年生から4年生まで。今年は5大学が参加しました。
最後に、「3.11つながり募金実行委員会」の皆さんからのメッセージをご紹介します。
「今年であの震災から4年。3.11つながり募金も今年で4回目を迎えました。”広島から東北に向けてできること”は、それほど多くはありませんが、大学生ができることのひとつとして、今年も募金活動をさせていただきました。3.11つながり募金実行委員会一同、東北の子供たちが元気に育つことを祈っています。」
ユネスコ協会就学支援奨学金では、全国各地から東北の子どもたちへの温かい想いを、奨学金という形で届けていきます。