洪水にも負けない たくましきカンボジアの人たち(後編)
2011.10.01
前編に引き続き、木村です。
シェムリアップ市内に戻ってくると、水はけの悪い町の中心部で洪水が更に悪化していました。それでもなお車やバイク、自転車が入り混じって、溢れかえった水の中を「我先に」と走り続けていました。聞くところによると、いま町中の車やバイクの修理屋さんが大もうけしているとか・・・。
洪水から5日ほど経ち、町の様子はだいぶ落ち着いてきましたが、シェムリアップ川の氾濫はまだおさまらず、水の引かない地域もあります。
そんな中、空の給水タンクをつなぎ合わせた手作りのボートに子どもを乗せて、水の中をジャバジャバ歩いて散歩している家族に遭遇しました。
このたくましさは、見習いたくても見習えない!とただ脱帽するのみです。