山口県宇部市と公益社団法人日本ユネスコ協会連盟との包括的連携協定（2023年9月）に基づき、こどもの未来共創ワーキングチーム（以下、ワーキングチーム）が設立されました。このワーキングチームは、宇部市の企業や教育機関、学生団体、子ども支援団体で構成されています。2024年6月27日、第4回会合を開催し、これまでの活動報告や今後の計画について意見交換を行いました。

5月19日「こどもワンダーピクニック　ときわ公園＆ときわ動物園」の実施報告

主催者である学生団体からは、「子どもたちに楽しんでもらうことを最優先する」という目的が達成できた一方で、お弁当の量や待ち時間といった運営面での課題が報告されました。

宇部市こども未来部からは、参加者の保護者および運営スタッフ向けに実施したアンケート結果が共有され、保護者全員から「今後も同様の機会があれば参加したい」との回答がありました。一方で、グループ分けについて事前に知らせてほしいとの要望も寄せられました。

オブザーバーからは、「自分は大学のない地方の町の出身で、周りに大学生がいなかった。大学生がどうやってなるのか、大学生がどんな生活をしているのかを聞く人もいなかった。子どもたちにとって、このような素晴らしい大学生が身近にいるということは、必ず良い影響を及ぼすと思う」というコメントがありました。

夏休みの体験プログラムの実施について

8月3日に予定されている「市長室見学会」や「 レノファ山口FCサッカー観戦」、福岡体験旅行等のプログラムの実施について協議が行われました。また、各プログラムにおけるボランティア募集に向けて、「ボランティアマニュアル」を作成し、その内容についても検討されました。

今回の会合では参加メンバーから多くの意見が寄せられ、大変有意義なものとなりました。この結果を踏まえ、夏休みの体験活動の準備をしっかりと進めて参ります。

■リンク

第2回こどもの未来共創ワーキングチーム会合を開催

第3回こどもの未来共創ワーキングチーム会合を開催