「ユネスコ協会就学支援奨学金」2024年度奨学生からのお便り
2024.11.08
2011年3月11日の東日本大震災以降、日本ユネスコ協会連盟は被災地での教育復興支援に取り組んできました。「ユネスコ協会就学支援奨学金」は、その活動の一環として、震災により経済的な理由で就学支援が必要となった中学3年生を支援し、これまでに3977名の生徒に返済不要の奨学金を給付してきました。
このプログラムへの募金受付は昨年度末をもって終了し、2023年度に新たに採用された奨学生へ支援も、3年間(中学3年次から高校2年次まで)の給付が完了する2025年度末で終了いたします。
これまでご協力いただいた皆様に、改めて心より感謝申し上げます。
皆様の支えによって、奨学生たちは今日も学び続けています。彼らから届いたお便りの一部をご紹介いたします。
「無事に高校に入学することができました。皆さんからいただいた奨学金は、制服の購入などに使わせていただきました。本当にありがとうございました。
高校生活は始まったばかりで慣れないことも多く、1日1日がとても有意義な日となっています。高校では美術部に入部しました。絵を描くことが好きなので、さらに技術の向上を目指して頑張っていこうと思います。」
2025年度末まで、ホームページやレポートを通じて、引き続き奨学生の声をお届けしてまいります。また、ホームページでは後継事業となる「災害子ども教育支援」事業もご紹介しておりますので、ぜひ下記のページもご覧ください。
これからも、子どもたちの学びを支えるため、変わらぬご支援とご協力を心よりお願い申し上げます。