【U-Smile活動報告】わくわくDAYキャンプ(宇部市)
2024年10月14日、山口県宇部市と日本ユネスコ協会連盟との包括的連携協定(2023年9月)に基づき組成された、官民連携のワーキングチームによる体験企画として、親子参加の「わくわくDAYキャンプ」を実施しました。
宇部市北部にある「アクトビレッジおの」にて、スタッフの指導の下、15組の親子40名が参加しました。午前は鶏ご飯・ピザ・アヒージョの昼食づくり、午後はスタンドアップパドルボード(SUP)・カヤック・ボート・足漕ぎSUPと盛りだくさんの1日でした。
まず、午前の昼食づくりは、火の準備から始まりました。スタッフにマッチの擦り方を教わり、初めての子も勇気を出して焚火台に載せた木片や干し草に火をつけました。
鶏ごはんの準備では、普段見ることのない「鶏の形そのままの鶏肉」に、子どもたちは興味津々。命をいただくことに感謝をしつつ、捌き方をスタッフに教わりながら、子どもたちも包丁を持って調理にチャレンジしました。
その他にも、ピザやアヒージョに入れる野菜やウィンナーをすべて自分でカットし、火加減の調整をするなど、スタッフや保護者の手を借りながら調理を進めました。一人一枚ずつ割り当てられたピザは、それぞれが具材の並べ方に工夫を凝らして仕上げていました。
昼食が近づいてくる頃には、各テーブルからおいしそうな香りが漂い始め、鶏ご飯・ピザ・アヒージョが次々完成しました。
子どもたちには、特にピザが大人気でした。自分で作ったピザは、普段食べるものとは一味も二味も違ったようで、みんな嬉しそうに頬張っていました。
昼食後は、水辺でのアクティビティが始まりました。SUP、カヤック、ボート、足漕ぎSUPの中から、自由に選んで参加しました。最初は親子一緒にカヤックやボートを楽しんでいましたが、慣れてくると子どもたちは保護者から離れて、それぞれ興味を持ったものにチャレンジする姿が見られました。
時折雨がぱらつく場面もありましたが、気候もよく、SUPや足漕ぎSUPに乗った子どもたちは、水に飛び込むなど、思い切り楽しんでいました。
こうして親子一緒に過ごしたDAYキャンプは、保護者にとって良い息抜きの機会となり、子どもたちにとっては楽しい思い出の1つとなったことでしょう。また、親子の絆を深める場となり、忙しい日常の中で貴重なひとときを提供できたと感じています。
体験格差が問題視される中、今後もこのような機会を届けていきたいと考えています。引き続き、この活動へのご理解とご支援をよろしくお願いいたします。