第8回高校生カンボジアスタディツアー【ニュースレター vol.10】
スタディツアー概要
2024年7月29日から8月5日の8日間、公益財団法人かめのり財団との共催で「第8回高校生カンボジアスタディツアー」を実施しました。
本ウェブサイトでは、スタディツアーに参加した10名の高校生それぞれの体験を、ニュースレターとして配信してきました。今回のニュースレターが最終回です。
ニュースレター vol.10
Ria K.さん(名古屋大学教育学部附属高等学校/愛知県)
Ria K.さんは、スタディツアーを通して「支援」に対する考え方が変わったそうです。現地で感じた経験から、モノやお金を与えるだけではなく、人びとが自立していけるような支援が重要だと気づき、次のように表現しています。
「本当の支援とは、ともに作るもの。」
「人間の連帯国際デー」と支援の在り方
12月20日は「人間の連帯国際デー」(参考:国連ウェブサイト)です。この日は、多様性の中で人類が互いに支え合い、連帯することの重要性を伝えるために国連が制定しました。
Riaさんが感じた「支援の在り方」 は、この連帯の精神に通じるものです。現地の人々とともに考え、支え合いながら未来を作る——その姿勢は、これからの社会に必要な「つながり」を示しているのではないでしょうか。
ニュースレターを通じて見えたこと
これまでのニュースレターでは、参加者それぞれがカンボジアでの経験を通じて感じたこと、学んだことを発信してきました。
・教育の現状
・歴史の重みと平和の尊さ
・現地の人びととの交流と文化理解
カンボジアの状況や世界寺子屋運動について知ることはもちろん、紹介してきた「国際デー」 を通じて、私たち一人ひとりが世界とのつながりを意識するきっかけになれば幸いです。
最後に
全10回にわたり配信してきたニュースレターにお付き合いいただき、ありがとうございました。
高校生カンボジアスタディツアーにご支援いただいた関係者の皆さま、そしてニュースレターを読んでくださった皆さまに、心より感謝申し上げます。
今後も、世界とのつながりを大切に、私たち一人ひとりができることを考え続けていきましょう。
バックナンバー
これまでのニュースレター Vol.1 ~ Vol.9 は、前回の記事(Vol.9)からご覧いただけます。