2024年12月7日、小学校四年生から六年生を対象に「わくわくクッキング　～クリスマスケーキを作ろう！！～」が山口県宇部市で開催されました。このイベントは、公益社団法人日本ユネスコ協会連盟が主催し、宇部市と三菱UFJ銀行宇部支店が共催、さらに宇部フロンティア大学短期大学部が協力する形で実現しました。 

イベントでは、三菱UFJ銀行宇部支店と宇部フロンティア大学短期大学部から多大なご支援をいただき、多くのボランティアも参加しました。

まず最初に、ケーキの生地作りに取り組みました。卵と砂糖、小麦粉、牛乳を順に混ぜて滑らかにします。初めてケーキ作りに挑戦する子どもたちは、ボランティアのサポートを受けながら、楽しそうに作業を進めていました。

生地が完成した後は、天板に生地を流し込んで平らにし、オーブンで焼き上げます。焼き上げの間、調理室はケーキの香りに包まれ、子どもたちも嬉しそうでした。

次に、焼き上がった生地を使い、ケーキの土台を作りました。ボウルにラップを敷き、生地を敷き詰めた中に生クリームやフルーツを重ねていきます。

土台が完成すると、次は生クリームを周りに塗っていきます。回転台を使いながら、生クリームを丁寧に塗り、滑らかに仕上げていきました。この作業を通して、子どもたちはパティシエ気分を味わっていました。

その後は、お楽しみのデコレーションです。子どもたちは思い思いにフルーツやお菓子、チョコペンを使って、オリジナルのケーキを完成させました。「自由に作れて楽しい」という声が聞かれる中、素敵な作品がたくさんできあがりました。

完成したケーキを手にした子どもたちは記念撮影を行い、その後、家族へのお土産として箱にしまいました。また、先生が作った見本のケーキを試食しながら、達成感を味わっていました。

さらに、ボランティアが準備した材料を使って、クリスマスカード作りにも挑戦しました。チェキで撮った写真を貼り付け、工夫を凝らしたカードを作成。笑顔で満足気な子どもたちの姿が印象的でした。

今回のイベントを通して、普段は体験の機会が限られている家庭の子どもたちに貴重な時間を提供できたと思います。U-Smileプログラムでは、今後も子どもたちの体験格差を解消し、社会で生き抜く力を育むための活動を続けてまいります。皆さまのご支援をよろしくお願い申し上げます。