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【杉並ユネスコ協会】中学生クラブ「開級式」

2019.04.14

桜の花びらも舞い、木々の新芽が美しく輝き始めたこの日、2019年度最初の中学生クラブが行われました。

5名の新1年生を含む30名程の中学生が参加し、平成から令和に移る時代にふさわしい明るいスタートとなりました。

まずは開級式が行われ、杉並区社会教育センターのスタッフの方々、当協会副会長の小泉俊子さん、青年部代表の井口大夢さんからご挨拶の言葉がありました。

それから今年活躍してくれる青年部10名の紹介もあり、その中には3月まで中学3年生だった人たちも含まれていました。

今までと立場が変わりちょっと緊張した面持ちでしたが、フレッシュ感がみなぎり清々しい雰囲気を作り出していました。


中学生クラブの企画・運営に携わる青年部のメンバー

さあ、フレッシュな青年部によるユネスコ紹介です。

国連の専門機関であるユネスコの設立理念や目的、活動内容が紹介されました。活動内容は大きく二つに分かれ、世界遺産、寺子屋運動の説明がされました。

中学生により分かりやすく伝えるために、内容やスライドを自分たちで吟味し、新しく作り直して説明していました。

後で話を聞くと、このプレゼンのために、何度も話し合い練習もしてきたそうです。

それでも、他のパートとの打ち合わせが足りなかったなど、反省もしっかり行っていました。頼もしい青年部です。

プレゼンの最後には、この寺子屋運動を支援するために私たちにできることとして、書き損じはがきの回収をあげていました。

例えば書き損じはがき1枚がネパールでは鉛筆7本になります。一人一人が持ち合えば、かなりの数になり、支援できるはずです。大きな声で呼びかけていました。

後半は、学年ごとのクラスに分かれ英会話の授業が行われました。

中学生クラブの英会話では、英語を使ってコミュニケーションをとる楽しさを学びます。

どのクラスもまずは英語で自己紹介することから始まり、自分の好きなことや性格などを英語で伝える練習をしました。

青年部も各学年の授業のお手伝いに入り、緊張気味の中学生も先生や友達、青年部スタッフとのコミュニケーションを通じて次第にリラックスし、明るい笑顔が見られるようになりました。

この日は中学3年生のクラスでアメリカ人のジョナサン先生が担当されました。

これから回を重ねるごとに、生徒と外国人ゲスト、そして生徒同士が次第に打ち解けていき、活発に交流するようになっていきます。

次回以降の中学生クラブがとても楽しみです。

次回は5月11日(土)「英会話と国際理解(ウズベキスタン)」です。

ウズベキスタンからの留学生イブロヒムさんをお迎えして、中央アジアを学びます。  (河野道子)

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