「エール」古関裕而さんの作曲した「ユネスコの歌」
2020.06.16
「ユネスコの歌(手に手をとって)」をご存じでしょうか。
毎年主催している「日本ユネスコ運動全国大会」などの開会式で歌う、民間ユネスコ運動に携わる私たちにはとても馴染みの深い曲です。
日本ユネスコ協会連盟の事務局でも、毎朝この曲を流してから業務を開始しています(今は新型コロナウィルス感染拡大防止対策で時差通勤を実施中のため残念ながらお休み中ですが)。
この曲、実はNHK朝の連続テレビ小説「エール」主人公・古山裕一の実在モデル、古関裕而さんに作曲いただいたものです(作詞は菱山修三さん)。1957年に完成した「ユネスコの歌(手に手をとって)」は、同年6月の第13回日本ユネスコ運動全国大会で初披露されました。以来、今日まで上記の全国大会やユネスコ子どもキャンプなどで必ず歌われ続けてきました。
そしてもう一つ、この「ユネスコの歌(手に手をとって)」ができるまで、初期の集いで歌われていた曲に「ユネスコ青年歌」があります。この曲は、同じくドラマ「エール」で故・志村けんさん演じる小山田耕三の実在モデル、山田耕筰さんの作曲です。
日本で最も古いNGO団体のひとつである当連盟が誇れることとして、日本の歴史に名を刻むような方々が、数多く支えてきてくださっているという紛れもない事実があります。
NHK朝の連続テレビ小説「エール」を受けて、古関裕而さん、山田耕筰さんという錚々たる作曲家の方々に支えられ、民間ユネスコ活動が今日に至っているということをちょっと自慢させていただきました。