【新型コロナ支援】カンボジア・感想とメッセージ②復学支援クラス編
2020.09.29
日本ユネスコ協会連盟では、世界寺子屋運動の活動拠点である4ヵ国で、新型コロナウイルスの感染予防支援を行いました。
先日ご紹介した、カンボジアで衛生教育を受けた識字クラスの先生・学習者の方の映像に続き、復学支援クラスの先生と生徒からの感想コメントも、動画で届きました。
現在は、各国の状況に合わせ、現地のガイドラインに従いながら、教育プログラムや職業訓練など、寺子屋での活動が再開しています。
カンボジアの復学支援クラスは、主に経済的理由から小学校を中途退学した子どもたちが、2年間で小学校課程を学び、中学校進学を支援する仕組みです。9月現在、感染拡大は一定程度抑えられていますが、多くの家庭で収入が悪化しています。長期化した休校措置で、遠隔授業へのアクセス環境の地域格差による影響も大きく、学習の遅れへのフォローも求められます。
コロナ禍の中、寺子屋の役割は重要性を増しています。引き続き、安全対策を取りながら、すべての子どもたちが取り残されることなく学べる場を提供してまいります。
この活動は、世界寺子屋運動および一杯のスプーンのご寄付により実現しました。参加方法はこちら。