ミャンマー最新報告・2月の継続教育クラス
政情不安が続くミャンマーより、2月の継続教育クラスの様子についてご報告です。
非常事態宣言に関連した夜間外出禁止、5人以上の集会禁止を受け、状況を見極めるため2月13日まで臨時休みとしていましたが、子どもたちや保護者からの強い要望を受け、15日から一部の村でクラスを再開しています。
バゴー地方域シュエタウン・タウンシップの地区担当が撮影した、地区内のクラスの様子です。ここでは8つの村で120人(男子52、女子68)が学んでいます。引き続き、マスクやフェイスシールドの使用や、ソーシャルディスタンスといったウイルス感染対策が取られています。
バゴー地方域でも、日中は多くの住民が市民不服従運動に参加して通りに出ていますが、現在のところデモは平和的に行われ、子どもたちの通学やクラスの安全確保にも問題はないとのことです。学習会場は僧院や教員の自宅などを使用し、村のボランティアで組織された運営委員会の見守りも続けています。
パートナー団体・ミャンマー識字リソースセンターより:
「ミャンマーの政治的危機に対し、日本の関係者の皆さまから心を寄せていただき、また、この時期にも変わらぬご支援をいただき、とても感謝しています。日々、最新の状況に合わせて対応するため、各タウンシップ担当者と電話で連絡調整をしています。各タウンシップ内でも、代表者と各村の教員が毎日電話で連絡を取り合っています。今後も、子どもたちのためベストを尽くします。」
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