2011年3月11日の地震とその後の津波によって、教育現場においても子どもたちの学ぶ環境が危機に陥りました。
日本ユネスコ協会連盟は、被災地の現場の声を大切にし、復興の担い手となる子どもたちのために被災地の教育復興に取り組んでまいりました。
ユネスコ協会就学支援奨学金への寄付はこちら
東日本大震災子ども支援募金
私たちが取り組んだことOur wish2011年度完了
学校を再開するために、まず行ったのが緊急物資支援でした。被災により学習に必要な備品が流失してしまったため、144校・2教育委員会に対し、学校のニーズにあわせて、教材や体育用具などの支援物資を届けました。また、仮設住宅や避難所と学校をつなぐスクールバスも支援しました。
2011年度~2013年度完了
震災によって危機に瀕した東北の祭り・文化を救ってほしい。そんな被災地の声を受けて、失われつつある日本の自然・文化を未来へ伝える「未来遺産運動」の一環として、人びとの気持ちをつなぐ郷土芸能や祭りへの物資支援を実施しました。
2011年度~2015年度完了
自信と津波への恐怖から強い不安を抱いている子どもたちの、心理的ストレスをやわらげるために、夏休みにキャンプや絵画コンテストなどを実施しました。
2011年度~2018年度完了
被災地では、仮設住宅で暮らすなど、生活環境が大きく変化しました。被災地のコミュニティ再生を目指して、コミュニティ図書館、学童保育所、移動図書館車、相撲場などを支援しました。
2011年度~継続中
経済状況が悪化したご家庭の子どもたちが安心して学校に通えるように、返還不要の奨学金を3年間にわたって支援する活動を行っています。支援を必要としている子どもたちのために、皆さまからの募金のご協力をお願いいたします。
2011年度~継続中
両親もしくはいずれかの保護者が死亡・行方不明になってしまった子どもを対象とした、返還不要の奨学金を支援しています。その他、TOMODACHI・MUFG国際交流プログラムなど、子どもたちの心豊かな成長を応援する支援も行っています。
(※本基金は企業様との協働事業のため、一般の方からの募金は受け付けておりません。)
私たちの活動には、多くの方々にさまざまなかたちでご協力・ご支援をいただいています。
わたしたちの想いに共感してくださる方を、心よりお待ちしております。ひとりひとりの力を未来の力に。