【開催報告&動画公開】SDGsアシストプロジェクト助成校活動発表会
日本ユネスコ協会連盟は、株式会社三菱UFJ銀行のご協力のもと、持続可能な社会に向けた人材育成を目指し、これまで13年間でのべ1132校のユネスコスクールに対して活動助成を実施してきました。昨年度からは、助成校同士の「交流・連携」に焦点を当てた「助成校活動発表会」を行っております。
今年度の発表会は、対象校種を小学校から中学校・高校にも拡大し、12月9日(金)・10日(土)の2日間に渡り、オンライン(Zoom)で開催しました。
小学生の部(1日目)は、宮城県、神奈川県、京都府、鳥取県、愛媛県、福岡県より計6校が参加し、各地域の特色を活かした活動について発表しました。
中・高の部(2日目)では、12期・13期に助成を受けた5校が参加し、中・高生だからこそできる取り組みを紹介しました。
子どもたちによる発表の後は、各校で、他校の発表についての意見交換が行われ、その後、各校の代表者からそれぞれ話し合った内容が発表されました。小学校の部では、「ほかの学校のこの取り組みを自分たちの活動に取り入れたいと思った」「みんながSDGsについて調べていてすごい、一人ひとりががんばれば達成できるのでは」などの感想が共有されました。
今年度初開催となった中・高の部では、 活動内容の詳細や今後の計画などについての質問もさかんに飛び交いました。地域を超えて活動を共有する貴重な場となっただけでなく、参加校の中学生が、他校の高校生が発表で紹介した成果物(パンフレット)を送ってほしいと頼むなど、学年の差を超え今後につながる交流も生まれました。
日本ユネスコ協会連盟の安田理事からは、「オリジナリティに富んだ素晴らしい活動報告だった。今後もこのような地域の、地球規模の課題について自問自答しながら、主体的、探究的に活動に取り組んでそれを続けてほしい。そしてその学びを多くの人に発信してください」との総括もありました。
また、本プロジェクトにご協力いただいている三菱UFJ銀行からは、「持続可能な社会の維持には次の世代である皆さんの存在が本当に欠かせないというふうに思っている。皆さんはSDGs達成に向けてひとりひとりが考えて話し合い、未来を守っていくための行動をしてくださっていると思っており、その活動には本当に大きく共感している」と、子どもたちの励みになるようなお言葉をいただきました。
今後も本プロジェクトを通し、より多くの子どもたちがこうした充実した学びの機会を得られるよう努めてまいります。
当日の配信アーカイブは、当連盟YouTubeチャンネルにて公開しております。是非ご覧ください。
♦現在、次年度助成金(第14期SDGsアシストプロジェクト)の申請受付中!
詳細は、特設サイトよりご確認ください。
👉 https://www.unesco.or.jp/sdgs-assist/
たくさんのご応募をお待ちしております!
主催:公益社団法人日本ユネスコ協会連盟
協力:株式会社三菱UFJ銀行
後援:日本ユネスコ国内委員会
【本事業に関するお問い合わせ】
公益社団法人日本ユネスコ協会連盟 第一事業部「ユネスコスクールSDGsアシストプロジェクト」係
TEL: 03-5424-1121 E-mail: teacher-esd@unesco.or.jp