日本ユネスコ協会連盟は、東日本大震災で被災した学校の要望に応じた支援を行っています。このたび、学用品やシューズボックス並びに子ども用の円座卓などを支援した宮城県石巻市立湊幼稚園より写真とメッセージが届きましたのでご紹介します。

「春待ちどおしい季節となりました。この度は多大なるご支援を頂きましてありがとうございました。現在の状況では、備品を準備するにはなかなか難しい状況でした。でも、通常の保育を進めていかなければならない、子供たちを守っていかなければならない状況でしたので今回の支援はとてもありがたいことでした。本当に何もかも流され途方にくれておりましたが、遊具が一つ一つ増えるごとに子供たちの歓声と笑顔が見られ、私たち教員も大変うれしく思っております。子供たちにも温かいお心が伝わるように話しました。大切に使わせていただきます。ご支援いただいた備品や子供たちの活動の様子を写真に撮りました。本当にありがとうございました。
私たち教員も、心の伝わる教育をめざし、一人一人を大切に頑張っていきたいと思います。」

平成24年2月24日
宮城県石巻市立湊幼稚園
園長　佐々木 丈二

これまで当協会連盟は、主に学校への支援活動に取り組んでまいりましたが、現在は被災地のニーズの高い奨学金支援活動に取り組んでまいります。
皆さまからの「東日本大震災 子ども支援募金」へのご寄附は、「ユネスコ協会就学支援奨学金」として経済的に困難な家庭の子どもたちを直接支援させていただきます。引き続き、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。