釜石市・野田武則市長が表敬訪問
東日本大震災で大きな被災を受けた岩手県釜石市から、4月26日(木)、野田武則氏市長が御礼の表敬訪問にお越し下さいました。
当協会連盟は、「東日本大震災子ども支援募金」の一環として、釜石市教育委員会へスクールバス、仮設学童保育所、移動図書館車等を贈呈しています。また、遺児・孤児の皆さまへは、MUFG・ユネスコ協会復興育英基金で奨学金の支援をしています。
市長は、東京での防災会議出張のお忙しい合間を縫って、当連盟まで足をお運びくださいました。
「ユネスコの支援は、本当に子どもたちにとって必要なもので、いち早く支援をして下さったことに感謝します。」と市長は述べられました。
また、「震災から1年がたちましたが、これからいよいよ復興へ向けて前進していかなければなりません。課題は山積しているのですが、頑張りたいと思います。子どもたちの支援についても濃い、薄いがでてきているようなので、実態をきちんと調査して、改めてご相談させてください。」ともおっしゃっていました。
また、事務局職員に向けて「移動図書館や学童保育、その他さまざまなご支援、本当にありがとうございます。ですが、復興にはまだまだ時間がかかります。これからもご支援、どうぞ宜しくお願いいたします。」とご挨拶されました。
これまで、支援した学校から児童・生徒さんが来局されることはありましたが、被災地の市長さんがお見えになるのは本日が初めてでした。野田市長のご挨拶を伺い、事務局員は支援への気持ちを新たにしました。
市長のお言葉通り、被災地の復興はこれからが正念場です。当協会連盟では、被災地域の子どもたちの学びを支援するべく「ユネスコ協会就学支援奨学金」を中心に、被災地支援を継続していきます。引き続き、皆さまからのご協力をよろしくお願いします。