釜石市で奨学金の給付を開始しました。
2012.11.05
岩手県釜石市は、リアス式海岸に面する人口約4万人の「鉄と魚とラグビー」の町。
昨年の大震災で、甚大な被害を受けました。
震災当日、市内の小中学生のほぼ全員が津波から迅速に避難したことは「釜石の奇跡」と呼ばれています。
そんな子どもたちの中には、自宅が流され、現在も市内の各地にある仮設住宅から通っている子どもたちも少なくありません。また多くの生徒さんが学用品や部活動の道具を失いました。
この度、「ユネスコ協会就学支援奨学金」による、釜石市の奨学生が決定しました。奨学金の原資は日本テトラパック㈱よりご支援いただきました。ありがとうございます。
子どもたちが安心して学校に通えるように、これから3年間サポートします。釜石の子どもたちが、将来に夢を抱いて、元気良く勉強や部活動に励んでくれることを願っています。
引き続き「ユネスコ協会就学支援奨学金」への募金をお願いいたします。