両石虎頭の完成贈呈式が開催されました。
2013.11.01
岩手県釜石市に伝わる虎舞は、航海の安全と大漁祈願として、江戸時代に始まったと伝えられ、釜石市無形文化財に指定されています。日本ユネスコ協会連盟では、2011年3月の東日本大震災の津波で流されてしまった虎頭、虎幕を復元し、また、練習場や道具置き場として使用する倉庫の建設の支援を行いました。
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先月、完成した虎頭を用いて秋祭りが開催され、あわせて虎頭の贈呈式が執り行われました。
両石虎舞は、地域の青年と子どもたちによって演じられます。まず虎の中に前後二人の青年が入り、巧みに舞を披露し、太鼓と笛の音色に合わせ、複数の青年たちが入れ代わりながら力強く舞っていきます。
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秋祭り当日は、あいにくの雨でしたが、多くの地区のみなさんが参加し、盛り上がりを見せていました。