ユネスコ協会就学支援奨学金では、子どもたちへの3年間の奨学金給付期間中、毎年子どもたちが無事に進級・進学できているかの確認作業を行っています。

今年も、新年度に入り、子どもたちから進級・進学を証明する書類が山のように届きました。

これらは、子どもたち一人ひとりが一生懸命勉学に励んできた証です。

一つ上の学年に進級して先輩になった子

大好きな部活動を続けることができた子

受験勉強を乗り越えて第一志望の高校に合格した子

真新しい高校の制服に袖を通しながら3年前の震災直後の中学入学式を思い返した子

仮設住宅から学校までの長距離を中学3年間通い続けた子

資格取得に向けてがんばった子

将来の夢が見つかった子

この4月、子どもたちはそれぞれに新たなスタートを切りました。

被災地の子どもたちがこれからまた1年間、安心して学校生活を送れるよう、奨学金支援で子どもたちの学びを応援していきます。