力士会のご協力で気仙沼市に相撲場が再建
2014.08.22
「夢は相撲取りになることです。」
先日、落成した気仙沼相撲場に、気仙沼少年相撲の小野寺君のさわやかな声が響きました。
大相撲の現役力士たちがメンバーとなっている力士会(会長:横綱白鵬関)は、大震災発生以降、当協会連盟の東日本大震災 教育復興に支援を続けていただいています。UNESCOのスポーツ・チャンピオンである横綱白鵬関は、2012年8月に岩手県山田町に相撲場の再建(詳しくはこちら→「UNESCOスポーツチャンピオン白鵬関 山田町で相撲場落成記念式典に参加」)にご協力いただき、この度、ご支援の第2弾として、宮城県気仙沼市の相撲場再建にご協力いただきました。
気仙沼相撲場落成式の当日、8月14日。10時から始まった式には、横綱白鵬関と鶴竜関をはじめ8人の力士が、色鮮やかな衣装をまとい参加しました。
白鵬関からは、世界に羽ばたく人材がここから育ってほしいと、被災地に大きなエールの声があがりました。
また当協会連盟会長・松田昌士からは、被災地には全国からの小さな意思が集まって復興につながっていること、力士会のみならず、全国の皆さまへの感謝の思いが伝えられました。
落成式が終わると、すぐに子どもたちは初稽古。
気仙沼相撲連盟の菅野会長からの「大きな声を出せ!」という掛け声が、真新しい相撲場に響きました。