三陸海岸へ
2013.08.15
![](https://www.unesco.or.jp/wp/wp-content/uploads/2020/03/kamioka-e1585609397481.jpg)
こんにちは。
復興支援担当の上岡です。
「ユネスコ協会就学支援奨学金」の支援候補地、岩手県下閉伊郡山田町に行ってきました。
山田町は、リアス式海岸で有名な三陸海岸の真ん中にある人口2万人弱の町。
津波で流失したJR陸中山田駅がまだ復旧していないため、隣町の宮古市から車で向いました。
町に到着すると、美しい山田湾の風景が!
山田町は、漁業が中心の町で、ホタテやカキの養殖やワカメなど、水揚げもだんだん戻ってきているそうですが、水産加工施設の復旧がまだのため、水揚げはできるものの、加工場が足りず、水揚げ量はまだ震災前のレベルにまでは至っていないそうです。
訪れた日は、津波で流失した住居のコンクリート基礎部分を撤去する作業がちょうど行われていました。
津波の被害を受けた地区は、瓦礫は撤去されているものの、建物はまだ建っておらず、復興というよりは、まだ復旧の段階にあるような印象を受けました。
これから、津波の被害を受けたこれらの土地が整備され、町の復興計画にもとづいて、新しい町づくりがだんだんと進んでいくことでしょう。
私たちも、子どもたちへの教育支援を通して、山田町の復興を応援したいと思います。
三陸海岸には美味しい海の幸もたくさんあります。
皆さんもぜひ一度訪れてみてください。