宮古市への支援に向けて
こんにちは。
震災子ども支援担当の上岡です。
「ユネスコ協会就学支援奨学金」で、この冬から支援を開始する予定の岩手県宮古市を訪れました。
奨学生の新規募集にあたってご協力いただく教育委員会さんを訪問した後、市内でも甚大な被害を受けた田老(たろう)地区へ訪れました。
これは田老の大堤防(左)の内側の風景です。現在はさら地になった所に雑草が生い茂った状態ですが、今後、土地の造成や高台移転に向けた工事が始まるようです。
この日は雨の中、漁港施設の復旧工事が行われていました。
そして、田老地区のグリーンピアの敷地内に建てられている仮設住宅。
ここだけで400戸近くあるそうです。敷地内には仮設商店街もありました。
この田老地区には、田老第一小学校、田老第三小学校、田老第一中学校があります。
先生によると、学校では震災の記憶を引き継ぐ活動も行われているそうです。
当協会連盟では、全国の皆さまからお送りいただいた募金によって、この冬から、この田老地区を含めた宮古市の子どもたちへの支援が可能になりました。
事務局では、現在、支援開始に向け、準備を行っているところです。
お送りいただいた一つひとつの温かい募金によって、今年も、支援できる地域がまたひとつ広がりました。引き続き、ご支援者の皆様と一緒に東北の子どもたちを応援していきたいと思います。
現地での最終夜は、地元の方おすすめの三陸産の新鮮なウニもいただきました。
甘くて、とろけて、とてもおいしかったです。
あまりに美味しくて、すっかり写真を撮るのを忘れてしまいました・・。
みなさん、ぜひ現地で三陸の幸を召し上がってみてください。