東日本大震災子ども支援募金「ユネスコ協会就学支援奨学金」scholarship

東日本大震災から14年、50億円を超える支援が東北の子どもたちに届きました

2025.03.11

5000人の子どもたちに奨学金を給付

累計支援総額50億円。東日本大震災の子ども支援は最終年度を迎え、新たに『災害子ども教育支援』が始まっています。

2011年3月11日から14年、つながる支援の輪


2011年3月11日。
あの日から14年が経ちました。
震災で犠牲になられた方々へ謹んで哀悼の意を表します。
被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
震災の発生直後から、「子どもたちが学びを続けられるように」と、多くの皆さまが支援を寄せてくださいました。
その想いがつながり、
5000人を超える子どもたちに奨学金を届けることができました。
奨学生の声

「支援がなければ進学できませんでした。本当にありがとうございました」

皆さまのご支援が、未来へとつながっています。

支援の成果。数えきれない「ありがとう」


皆さまの寄付がどのように子どもたちの人生を支えてきたのか、これまでの実績を振り返ります。

東日本大震災 奨学金支援の成果

・支援を受けた子どもたち:5000人以上
・累計支援額:50億円
奨学金プログラム(2025年度で終了予定):
・ユネスコ協会就学支援奨学金
・MUFG・ユネスコ協会 東日本大震災復興育英基金

奨学生の声

これまでに支援を受けた奨学生たちからは、以下のような声が届いています。

「奨学金があったから、夢に向かって歩み続けることができました」

「支援がなければ進学できなかった」

「将来は地域に貢献したい」

多くの子どもたちが支援を受けて学び続けています。
以下に、実際の奨学生の手紙の一部をご紹介します。
皆さまの支援が、確かに子どもたちの未来を支えてきました。

災害子ども教育支援を通じた能登半島地震の支援


日本ユネスコ協会連盟は、「災害子ども教育支援事業」の一環として、令和6年能登半島地震で被災した子どもたちの支援に取り組んでいます。皆さまのご寄付は、本事業を通じて能登半島地震で被災した子どもたちの学びを支えるために活用されます。












令和6年能登半島地震への支援状況(2025年3月11日時点)

奨学金支援(返還不要)
・支援対象:37名(珠洲市・輪島市・穴水町在住の中学生)
・支給額:月2万円 × 3年間
教育現場への支援
・支援対象:珠洲市・輪島市・能登町・志賀町・内灘町の29校(保育所・小学校・中学校)
・支援内容:電子黒板、玄関マット、鉄棒、楽器、バスケットゴール、空調機器など
ユース・ボランティア助成
・支援対象:2団体(京都・大阪のユース団体)
・支援内容:被災地でのボランティア活動費(備品代、交通費など)
能登の中学生の声

「これからも能登で生活したい。学びを諦めたくない」

東北の子どもたちを支えた皆さまの想いを、今度は能登の子どもたちへ。
この支援が続くことで、彼らは学び、未来へ進むことができます。

あなたの支援が、次の「ありがとう」につながります


日本ユネスコ協会連盟は、子どもたちが夢をあきらめることのないように、教育支援を続けています。
そして、その活動を支えるのは、これまでご支援くださった皆さまの想いです。
しかし、まだ支援を必要としている子どもたちがいます。

どうか、次の世代へ「支援のバトン」をつなぐ力をお貸しください。

活動を支える・参加するParticipation to support

私たちの活動には、多くの方々にさまざまなかたちでご協力・ご支援をいただいています。
わたしたちの想いに共感してくださる方を、心よりお待ちしております。ひとりひとりの力を未来の力に。

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