加賀東谷地区が国の重要伝統的建造物郡保存地区に!
2012.01.30
組織部の竹内です。
2010年12月、第2回「プロジェクト未来遺産」として登録を決定した赤瓦と煙出しの里 加賀ひがしたにのプロジェクト未来遺産が、国の重要伝統的建造物郡保存地区に選定されました!
国の重要伝統的建造物郡保存地区とは市町村が条例等により決定した「伝統的建造物群保存地区」のうち日本の文化財保護法第144条の規定に基づき、特に価値が高いものとして国(文部科学大臣)が選定したものを指します。
「加賀市加賀東谷伝統的建造物群保存地区は、近世から昭和前期にかけて炭焼きを主産業とした山間部の4集落からなり、加賀地方の農家の特徴を発展させた近代以降の伝統的建造物群が、石積み、石造物、樹木、旧道、水路、河川等の工作物や自然物と一体となって独特な歴史的風致を形成しており、我が国にとって価値が高い。」と評価されています。
加賀東谷地区では現在、田舎暮らし体験ツアー(農業体験、トレッキングなどなど)やウォーキングイベント、カフェでの菓子作り体験など地元に住む方々との交流のできる企画もたくさんあります。
お近くの方は是非ご参加下さい。
当協会連盟は、プロジェクト未来遺産に登録された団体の活動が認められ、このような表彰を受けたことを大変嬉しく思います。
今後も皆さまと共に、さらに未来遺産運動を盛り上げていきたいと思います。
第2回 プロジェクト未来遺産
団体名:山中温泉ひがしたに地区保存会
場所:石川県加賀市
内容:小さな4集落からなる「ひがしたに地区」の山村文化や山村景観を守る。