登録証書授与式レポート~青森県編~
2012.06.01
組織部の竹内です。
3月のとある日、雪の多く残る青森の十和田市に行ってきました。
今回の目的は青森県初の未来遺産登録となった「太素の水」保全と活用連合協議会の皆さんに会うことです。
式典前にみどり豊かな一角に建つ新渡戸稲造記念館にお邪魔しました。
UNESCOの歴史上でもゆかりのある新渡戸稲造、貴重な資料が満載で大変勉強になりました。
登録証書授与式には100名以上が参加し、大盛況でした。
「太素の水」保全と活用連合協議会の皆さん、登録おめでとうございます!
プロジェクト名:稲生川開削と三本木原開拓の志を活かし、共創郷土の伝統を未来に
団体名:「太素の水」保全と活用連合協議会
十和田湖・奥入瀬川を水源に十和田市流域に豊かな水を供給し、太平洋に達する人工河川「稲生川」は、150余年の歳月をかけて
先人たちの努力によってつくられ、育まれてきた地域の「宝」です。
私たちは、稲生川開削と三本木原開拓の志の伝承、人と自然の共生や生物多様性の認識を学習と体験によって深め、市民の自律的参加による地域文化の創造を目指しています。稲生川流域の生態系保全、美化活動、自然観察会、人づくり・地域づくり活動等を通し、地域一体となって「人と自然が共に創る郷土」を未来に伝え、地域の更なる発展を目指します。