出前授業『サイエンススクール』(横浜市立元街小学校)開催しました
当連盟は、横浜市立元街小学校の児童80人に出前授業『サイエンススクール』を行いました。
授業のテーマは、「いのちと健康」。子どもたちが生命や科学への興味を持つことを願い、病気の原因や治療法の発見・薬と身体のメカニズムなどを伝えました。
授業の準備にあたるMSDの皆さん
先生役は、新薬開発に取り組むMSD社員。まず、仕事の内容ややりがいについて子どもたちにお話ししました。「担当した薬が本当に患者さんに効くことが分かった時や、その薬で病気が治った患者さんの話をお医者さんから聞いた時、やっていてとても良かったと感じます。」とのお話に、子どもたちは真剣に聞き入っていました。
科学者たちのルールとは?
授業では、人類が長い歴史の中で、どのように病気の原因を突き止め、薬を発見してきたかについて、クイズを交えながらの解説がありましした。大切なのは、「観察する」「予想をたてる」「証明する」という「科学者たちのルール」。この3ステップの「科学者たちのルール」が新しい発見につながってきたのです。
授業の最後には、軟膏作り体験が行われました。白色ワセリン、食紅(薬剤の代わり)、流動パラフィンを、温度調節で形状を変えながら均一に混ぜたものを、ケースにつめ、薬袋に封入する作業に、子どもたちは薬剤師になった気分で取り組んでいました。
今年は、全国10校でサイエンススクールを実施します。サイエンススクールで学んだ子どもたちの中から、将来、科学者が生まれることを期待して、私たちはこれからも子どもたちの未来を応援する活動を続けていきます。
授業の感想を発表
児童の声:
「今使われている薬が、9~17年もかけて作られているとは知らずに驚いた。大切な薬なので、大切に使いたい。」
「色々な薬を作ったり、また、今日は病気の原因を教えてもらったりして、ありがとうございました。」