【お知らせ】『キズナ強化プロジェクト カナダ』 が始まります
公益社団法人 日本ユネスコ協会連盟は、東日本大震災復興支援のための日本政府の施策の一つである「キズナ強化プロジェクト」の一環として日本の被災地とカナダの高校生の交流事業を実施します。
2013年の1月及び3月に、カナダ4地域(ウィニペグ、モントリオール、バンクーバー、トロント)から高校生100人が、被災県(宮城県・茨城県)などを約2週間の日程で訪問し、復興の状況や市民・高校生との交流、ホームステイ等を通してキズナを深めます。
また、被災地の日本人高校生100名がカナダを訪れ、各地でホームステイや交流活動に参加しながら、自身の出身地の復興状況について発信します。
これらの次世代を担う日加両国の高校生の交流を通じ、日本再生に対するカナダ市民の理解を深めていただくと同時に、被災地復興を担う高校生が積極的に海外に発信することを通じて、日加交流の担い手育成を図る事業です。
1.カナダの高校生100名の短期招へい
被災2県(宮城県・茨城県)で復興状況を視察し、多岐にわたる活動を行う他、被災地以外の地域でも、被災地での体験をもとにした高校生同士の意見交換など、さまざまな交流活動を行います。<2013年1月3日(木)~1月15日(火)、3月1日(日)~3月13日(水)で訪日予定>
2.日本高校生100名のカナダ短期派遣
カナダの4地域での高校交流やホームステイを通じて、被災地復興の現状等について発信し、カナダ市民の被災地復興状況への理解を深めてもらいます。<2013年3月に派遣予定>
【「キズナ強化プロジェクト」について】
アジア大洋州地域及び北米地域の41の国・地域から青少年を日本へ招へいし、交流プログラムや被災地視察、ボランティア活動等を実施するとともに、日本の青少年をそれぞれの地域へ派遣することを通じ、日本再生に関する外国の理解増進を目的として、日本政府により進められる事業。このうち、カナダとの交流事業については、外務省からの拠出先であるUNESCO(国際連合教育科学文化機関)から受託し、招聘に関しては公益社団法人 日本ユネスコ協会連盟と財団法人日本国際協力センターが、また派遣に関しては、カナダUNESCO国内委員会が実施します。