世界寺子屋運動terakoyaitem

コックプノウ寺子屋の開所式典が行われました

2013.07.04
1_20130704.jpg

2013年6月25日。カンボジアのアンコール遺跡のあるシェムリアップ州のコックプノウ村に11軒目の寺子屋が完成し、834人もの人びとが参加した盛大な開所式典が行われました。

式典には、エム・セティ教育大臣やシェムリアップ州副知事、カンボジアテニス連盟親善大使で「ミス日本着物2011」の新井寿枝さんも参加されました。
教育大臣からは新しい寺子屋への政府からの大きな期待や日本の募金者や地域の人びとのへの感謝が述べられました。また、寺尾明人日ユ協連事務局次長が1989年から始まった世界寺子屋運動の歴史や意義、識字の重要性、地域の人びとの寺子屋設立への貢献について挨拶の中で語りました。

今回の式典では、エム・セティ大臣から日本ユネスコ協会連盟にメダルが授与されました。「Mahasena」というメダルはカンボジア王国に多大な貢献をした外国人や団体に敬意を表する大臣メダルで、2番目にランクが高いものだとのことです。ほかにも、カンボジア事務所長等に「Adipati」という3番目のメダルが贈られました。

2_20130704.jpg

カンボジアでの20年にわたる「ユネスコ世界寺子屋運動」の地道な活動が評価され、このような立派なメダル贈呈に結びつきました。これらのメダルは募金者や支援者の皆さまに贈られたものですので、当連盟事務局にお越しの際には是非ご覧下さい。

活動を支える・参加するParticipation to support

私たちの活動には、多くの方々にさまざまなかたちでご協力・ご支援をいただいています。
わたしたちの想いに共感してくださる方を、心よりお待ちしております。ひとりひとりの力を未来の力に。

mail magazine