寺子屋を卒業したネパールの女子生徒は今
2014.03.08
3月8日は国際女性デーです。これは、1904年3月8日にニューヨークで女性労働者が参政権を求める運動を起こしたことが期限となり、1975年に国連で定められたものです。
私たちが行う世界寺子屋運動でも、多くの女性が学んでいます。
季刊で発行している機関紙「ユネスコ」。2012年4月号で紹介した、ビーナ・ハリジャンさんを覚えていらっしゃいますか?ビーナさんは、私たちが運営するネパールの寺子屋で学ぶ、当時12歳の少女でした。
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ビーナさんは、バグワンプール寺子屋で、3年間の小学校クラスに通っていました。2013年7月に無事卒業し、現在は、歩いて15分のBuddha Light Boarding Schoolに通っています。
ビーナさんが学んでいるこの学年は、日本の6年生にあたります。授業は、10:00~15:30まで行われています。ビーナさんは進学の際、英語が好きという理由から、ほとんどのクラスが英語で行われるこの学校を選んだそうです。青空教室ですが、生徒たちは生き生きと学んでいます。
学校に通えるようになった、ビーナさんはこう語ります。
「建物が古く、トイレもないけど、勉強はすごく楽しい。」
「科学の授業が特に好き。」
「将来は医師になりたい。」
私たちは、子どもたちが学校に通えるよう、寺子屋で子どもたちの学びを支援していきます。是非、ビーナさんのような子どもたちを、月1回の継続募金で支援してください。
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