<アフガニスタン> 寺子屋で学ぶ女性たち
2011.10.28
こんにちは、寺尾です。
今日は、バーミヤンの寺子屋を紹介します。
バーミヤンのハイダラバード村でも寺子屋運動が順調に進んでいます。
読み書き教室では6ヶ月間の基礎識字クラスが終了し、次のステップの識字後クラスが始まりました。女性たちは、家にいるよりも、設備の整った寺子屋に来て、仲間と一緒に勉強したいと言っているそうです。
寺子屋で学ぶ女性たち
寺子屋ではミシンを使った刺繍教室も運営されています。もうすぐクラスが終了しますが、生徒たちの裁縫技術はとても向上しました。クラスは2つあり、いずれも5~7人の女性たちが通っています。
また、「アフガン地雷生存者協会」という団体が、寺子屋の入り口に手すり付きのスロープを付けてくれました。地雷で障害者になった人びとにも寺子屋に来て勉強してほしい、との思いからだそうです。手すり付きスロープは、寺子屋だけではなく、バーミヤンの高校と病院にも付けられました。アフガン社会の中でも、”思いやりの心”で相互扶助が進んでいる出来事に出会い、心から感動しました。
寺子屋につけられた手すり付きスロープ