ラオスの雨季
2011.12.01
こんにちは。上岡です。
この度の記録的な大洪水に見舞われたタイとはメコン川を挟んで隣接するラオス。
今回は幸いにも大きな被害はなく、スタッフ、村の人たちともに通常の活動を行っています。
とはいっても、ラオスの雨季にあたる6月~10月には、毎年、大雨や台風の影響で、土砂崩れが多発します。
今年も首都ビエンチャンと我々の支援地ルアンパバンを結ぶ国道13号線で土砂崩れがあり、しばらく通行止めになったこともありました。
メコン川の水量も増えます。
ルアンパバン市内から我々の支援地の村へ行く道は舗装されていない山道ですので、雨季にモニタリングに行くと、大変なことになります。
そして雨季は、農業で生計を立てる村の人たちにとっては1年の中で最も忙しい時期でもあります。
雨季の間にもたらされた大量の雨は、稲や農作物が育つために欠かせない恵みの雨でもありました。
11月で稲の収穫が一段落し、今は、粟(あわ)の時期です。