ベネッセさんが届けてくれた初めての新品サンダル!
2012.03.30
こんにちは、木村です。
3月23日にオープンしたバンテアイスレイ郡スラックバーブ村の寺子屋。開所式典が行われた当日、開所式典のステージ前で、日本から届いた真新しいサンダルが、スラックバーブ村の100人の子どもたちにプレゼントされました。この度、株式会社ベネッセコーポレーション(以下ベネッセさん)の通販事業部の特別なご協力により、高額の運送料をご負担いただき、新品のサンダルをなんと800足もカンボジアまで届けてくださったのです。
スラックバーブ村のほとんどの子どもたちは、靴やサンダルを買ってもらえず、毎日裸足で過ごしています。時々靴を履いた子どもを見かけますが、おそらくお下がりの、お下がりの、更にお下がりといった感じで、ひどく汚れていたり、破れていたり、穴が開いていることも。
そんな子どもたちが生まれて初めて手にした新品のサンダル。子どもたちは、そのサンダルのあまりのきれいさに、戸惑いの表情さえ見せていました。でも真新しいサンダルにそうっと足を通したとたん、子どもたちはすっかり笑顔に。
開所式典に出席していた日本ユネスコ協会連盟の野口理事長がベネッセさんに代わって、一人ひとりの子どもたちに箱に入ったサンダルを手渡すと、皆行儀よく鼻の前で手を合わせて「ありがとう」の気持ちを表しました。アンコール寺子屋プロジェクトを実施している他の村でも継続的に配布を続けていく予定です。