カンボジアの子どもたち・日本からのメッセージに笑顔
2018.01.23
海外事業部の宍戸です。
スレ・クバーブ寺子屋の復学支援クラスの子どもたちに、日本の子どもたちからのメッセージカードを届けてきた時の様子をご紹介します。
公益財団法人名古屋国際センターさんの「地域の子どもたちに世界寺子屋運動を知ってもらい、各国の寺子屋で学ぶ子どもたちにメッセージを送ろう」という企画のもと、カンボジアにもたくさんのカードが寄せられました。
日本の子どもたちが、おそらく初めて触れたクメール語で書いた「こんにちは」「頑張って!」などの一言メッセージに、思い思いのイラストを添えた手作りのカード。
受け取った子どもたちは「日本の子が書いたの?」「すごいね!」「スオ・スダイ(こんにちは)だって!」と口々に話し、カードを見せ合っていました。
現地の子どもたちが日本から寄せられた思いに触れることで、寺子屋での勉強へのモチベーションがさらに高まってくれることを期待せずにいられません。
ラーン君(15歳)「カード嬉しかったです。皆さん、ありがとうございました」
ラーン君は、12歳の時に3年生で学校を退学して、貧しい家族が食べていけるように農作業などを手伝っていました。今も日々の水汲みや5頭の牛の世話は続けています。本を読むのが好きで、これまでに寺子屋の図書室から4冊借りたそうです。
世界寺子屋運動では、すべての子どもたちが学べる場所づくりに取り組んでいきます。引き続き、皆さまからの温かいご支援をよろしくお願いします。